オレンジルート(読み)おれんじるーと

知恵蔵mini 「オレンジルート」の解説

オレンジルート

米軍が日本国内に設定している航空機の低空飛行訓練経路の1つで、紀伊半島四国を結ぶルート椿山ダム、狼烟山付近(いずれも和歌山県)、宍喰大橋(徳島県)、綱附森(徳島県・高知県の県境)、きびす山・雁山の間(高知県)、加茂発電所、東三方ケ森(いずれも愛媛県) の上空を飛行する。ルート周辺では1994年と99年に米軍機の墜落事故が発生している。2013年には、米軍の輸送機MV22オスプレイによる本土初の飛行訓練が実施された。

(2013-3-25)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android