ルート(読み)るーと

  • 1845―1937
  • Elihu Root
  • Root, Elihu
  • Root, John Wellborn
  • root
  • route

デジタル大辞泉の解説


累乗根(るいじょうこん)。特に、平方根。また、その記号√をいう語。
言語学で、語根。
階層構造の根本。「ルートディレクトリー」
道。道路。また、きまった道筋。路線。「観光ルート
経路。手づる。「販売ルート

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世界大百科事典 第2版の解説

1845‐1937
アメリカの陸軍長官,国務長官。ニューヨークで弁護士開業後,陸軍長官(1899‐1904)として陸軍の近代化に貢献。1905年セオドア・ーズベルト政権下の国務長官(1905‐09)に任命され,中国における門戸開放と太平洋における現状維持を確認した〈高平=ルート協定〉(1908)を日本との間に締結した。09‐15年ニューヨーク州選出上院議員となり,10年ハーグ国際仲裁裁判所判事にも就任。第1次世界大戦後はウィルソン大統領の国際連盟構想を支持し,またワシントン海軍軍縮会議(1921‐22)にアメリカ代表の一員として参加するなど国際協調保持に努めた。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

[生]1850.1.10. ランプキン
[没]1891.1.15. シカゴ
アメリカの建築家。 1869年ニューヨーク大学土木工学科卒業,シカゴの建築会社の製図技師となる。 73年 D.バーナムと共同で建築設計事務所を開設し,同市の高層建築の発展に寄与。 93年のシカゴ万国博覧会委員会の顧問建築家となったが,実現をみずに夭折。機能的で幾何学的な形を追求し,伝統的な建築常識を破ったシカゴ派の先駆的存在。手がけた作品はモンタウク・ビル (1882) ,ルッケリ (84~86) ,モナドノック・ビル (89~91) など。
[生]1845.2.15. アメリカ,ニューヨーク,クリントン
[没]1937.2.7. アメリカ,ニューヨーク
アメリカの弁護士,政治家。 1867年ニューヨーク大学より法学の学位を取得し,会社顧問弁護士として活躍後,T.ルーズベルト親交を結び法律顧問となる。 W.マッキンレー,ルーズベルト両政権で陸軍長官をつとめ (1899~1903) ,アメリカ=スペイン戦争終結に努力したほか,フィリピンでの軍政統治を確立した。また配置転換などの軍制改革を行なって近代化を進めた。ルーズベルト政権の2期から 1909年まで再び国務長官をつとめ,中南米諸国を訪問,第2回ハーグ国際平和会議への出席に同意させた。さらに日本との間では,アメリカへの移民の制限,太平洋地域おける日米の現状維持を確認し,中国の開放政策の尊重などを認めさせる一連の協定 (→高平=ルート協定 ) を取付けた。 09~15年ニューヨーク州選出の上院議員。 21~22年ワシントン会議全権委員。晩年はカーネギー国際平和財団会長の職に力を注いだ。 1912年ノーベル平和賞を受賞。

平方根」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アメリカの法律家、政治家。ニューヨーク州クリントンに生まれる。ハミルトン大学、ニューヨーク大学を卒業後、法律事務所を開き、弁護士として成功を収めた。その後、政界に転じ、第25代大統領マッキンリーの要請で、1899年から1904年まで軍事長官を務める。この間、軍制改革に着手、軍事大学校を創設した。1905年、今度は第26代大統領T・ルーズベルトに要請されて国務長官に就任、1909年まで務めた。国務長官時代、彼は国際協力、世界平和に心を砕き、中南米諸国との友好関係を築き、1908年には日本との間に高平‐ルート協定を締結し、中国の門戸開放、日本人移民の保護など、日米間の緊張緩和に努めた。1909年から1915年まで上院議員となった。また、1910年にハーグの常設国際仲裁裁判所の判事についている。このような国家間の紛争の調停に活躍したことが評価され、1912年のノーベル平和賞が授与された。その後、1921年のワシントン海軍軍縮会議では全権委員を務めた。そのほか、カーネギー国際平和財団の初代理事長に選ばれている。

[編集部]

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (root 「根」の意)
① 数学で用いる語。
(イ) 平方根を表わす記号√の称。根号。
(ロ) 方程式をみたす数。根。
② 言語学で、語根。〔外来語辞典(1914)〕
③ 音楽で、和音の基礎音。根音。
〘名〙 (route)
① きまった道筋。路線。道。
※旅‐昭和九年(1934)一一月号・秘境奈良田と西山温泉〈細井吉造〉「このルートは湯治客は元より、登山者も最も多く利用してゐる」
② 品物を供給する者と、入手する者を結ぶ経路。また、入手の手づる。
※鳴海仙吉(1946‐48)〈伊藤整〉二「これ等の食糧は供出配給のルウトに乗せられるべきものであるから」

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