ムラサキホウキタケ(紫箒茸)(読み)ムラサキホウキタケ(英語表記)Clavaria zollingeri

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

ムラサキホウキタケ(紫箒茸)
ムラサキホウキタケ
Clavaria zollingeri

担子菌類ヒダナシタケ目ホウキタケ科。林地内の地面に束になって生える。高さ 1.5~7.5cmで基部は著しく発達して分枝を生じる。柄は濃紫水晶色またはすみれ色であるが,のちに褐色を帯びるかぶどう酒色に変化する。胞子紋は白色。食べられる。日本各地にみられ,汎世界的に分布する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android