亀の鑑(読み)カメノカガミ

デジタル大辞泉 「亀の鑑」の意味・読み・例文・類語

かめ‐の‐かがみ【亀の鑑】

《「亀鑑きかん」を訓読みにした語》手本規範
「あづまの―にうつさば、曇らぬ影もや現はるると」〈十六夜日記

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精選版 日本国語大辞典 「亀の鑑」の意味・読み・例文・類語

かめ【亀】 の 鑑(かがみ)

(「亀鑑」の訓読み) 正しい姿を写し出すかがみ。手本。規範。
※十六夜日記(1279‐82頃)「あづまのかめの鏡にうつさむは、曇らぬかげもやあらはるると」

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