デジタル大辞泉
「傾蓋故の如し」の意味・読み・例文・類語
傾蓋故の如し
《鄒陽「獄中上書自明」から》ちょっと会っただけで、旧知のように親しくなる。傾蓋旧の如し。
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けいがい【傾蓋】=故(こ)の[=旧(きゅう)の・故(ふる)きが]如(ごと)し
(「鄒陽‐獄中上書自明」の「諺曰、白頭如レ新、傾蓋如レ故」による) ちょっと会っただけで、たちまち昔からの知り合いのように親しくなる。
※
渋江抽斎(1916)〈
森鴎外〉五「
此人はわたくしとも齢も相若くと云ふ位で、しかも
史学を以て仕へてゐる人である。わたくしは傾蓋故
(ケイガイフル)きが如
(ゴト)き念
(おもひ)をした」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報