初霰(読み)はつあられ

精選版 日本国語大辞典 「初霰」の意味・読み・例文・類語

はつ‐あられ【初霰】

〘名〙
① 冬になってはじめてあられの降ること。また、そのあられ。《季・冬》
浄瑠璃・娥歌かるた(1714頃)歌がるた「時雨まじりのはつあられ、御庭の梢落葉して」
菓子一種鶏卵白身を用いて雪だるまの形に作った、淡泊で美味な洋風の菓子。富山市名物

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報