白身(読み)シロミ

精選版 日本国語大辞典 「白身」の意味・読み・例文・類語

しろ‐み【白身】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 白い部分。
    1. [初出の実例]「又、藤もむらさきにはさきながら、しろみのおほくみゆれば」(出典:仙覚抄(1269)一五)
  3. ( 「白味」とも書く ) 卵の中の白い部分。卵白(らんぱく)
    1. [初出の実例]「伊勢豆腐は〈略〉たうふに玉子のしろみをくはへする」(出典:料理物語(1643)一二)
  4. 動物の肉の白い部分。特に、魚で肉の白いもの。⇔赤身
    1. [初出の実例]「魚は、白身が好きで、赤身が嫌い」(出典:朝の悲しみ(1969)〈清岡卓行〉四)
  5. 木材の白い部分。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む