唐三界(読み)カラサンガイ

デジタル大辞泉 「唐三界」の意味・読み・例文・類語

から‐さんがい【唐三界】

はるかに遠い唐の地。唐くんだり。
「いつの便宜びんぎに―」〈浄・国性爺

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「唐三界」の意味・読み・例文・類語

から‐さんがい【唐三界】

〘名〙 (「三界」は遠く離れた所の意) 唐のようなはるかに遠い国。
※浄瑠璃・国性爺合戦(1715)唐船「いかにいたづらすれば迚(とて)、いつの便宜(びんぎ)に唐三界(カラさんガイ)。あんまりなかせぎぢゃ」

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