土壇場・土断場(読み)どたんば

精選版 日本国語大辞典 「土壇場・土断場」の意味・読み・例文・類語

どたん‐ば【土壇場・土断場】

〘名〙
① 首斬りの刑を行なう場所。首斬り場。しおきば。どだん。
咄本・楽牽頭(1772)首売「政宗の刀を出され、どだんばへつれ行しに」
最後決断をせまられる場面。せっぱつまった場合。進退きわまった場合。
都会(1908)〈生田葵山葛藤婦女(をんな)の身には恐ろしい危険場(ドタンバ)に坐って居るのに気が附き」

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