太十(読み)タイジュウ

デジタル大辞泉 「太十」の意味・読み・例文・類語

たいじゅう〔タイジフ〕【太十】

浄瑠璃絵本太功記」の10段目「尼ケ崎」の段の通称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「太十」の意味・読み・例文・類語

たいじゅう タイジフ【太十】

浄瑠璃「絵本太功記(えほんたいこうき)」の十段目の通称。武智光秀の老母皐月(さつき)の隠れ住む尼ケ崎の場。旅僧となって入りこんだ真柴久吉を討とうとした光秀が、久吉の身代わりとなった母皐月を刺す。「太功記」中もっとも有名な段で、浄瑠璃・歌舞伎を通して上演回数が多い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「太十」の意味・わかりやすい解説

太十 (たいじゅう)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報