デジタル大辞泉
「如来肌」の意味・読み・例文・類語
にょらい‐はだ【如来肌】
1 肉づきがよく滑らかで温かい肌。
「端傾城―とや申すらん/正察」〈六日飛脚〉
2 人の体温で温められていること。
「きやつが寝たあとを探ってみたれば、―な程に、遠くへは行くまい」〈虎明狂・磁石〉
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にょらい‐はだ【如来肌】
〘名〙
① ほんのりと暖かみのあること。〔
日葡辞書(1603‐04)〕
※虎明本狂言・磁石(室町末‐近世初)「きゃつがねたあとをさぐってみたれは、にょらいはだな程に」
② 肉づきがよくなめらかで暖かい肌。
※俳諧・類船集(1676)波「
黄金の肌とは仏菩薩也。又は如来肌といふあり」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報