小根(読み)ショウコン

デジタル大辞泉 「小根」の意味・読み・例文・類語

しょう‐こん〔セウ‐〕【小根】

仏語小乗の教えを信じるのにふさわしい機根小機

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小根」の意味・読み・例文・類語

こ‐ね【小根】

〘名〙 草木の太い根から分かれて生えている細い根。
※大慈恩寺三蔵法師伝院政期点(1080‐1110頃)八「冥を開き法流東に旋りて陳荄(コネ)(〈上欄の注〉小根也)を洽して秀に挺(ぬき)てたり」

しょう‐こん セウ‥【小根】

〘名〙 仏語。小乗の教えを信ずる、それにふさわしい機根。小乗の教えを受ける機根。小機。
※永平道元禅師清規(13C中)知事清規「小根之輩。不肖之族。未曾充一レ職矣」

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