山の錦(読み)ヤマノニシキ

デジタル大辞泉 「山の錦」の意味・読み・例文・類語

やま‐の‐にしき【山の錦】

秋、山が紅葉した景観を錦にたとえた語。 秋》
「霜のたて露のぬきこそ弱からし―の織ればかつ散る」〈古今・秋下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「山の錦」の意味・読み・例文・類語

やま【山】 の 錦(にしき)

秋、山の草木が美しく紅葉したさまをたとえていう語。《季・秋》
※古今(905‐914)秋下・二九一「霜のたて露のぬきこそよわからし山の錦のおればかつちる〈藤原関雄〉」

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