藤原関雄(読み)ふじわらの せきお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原関雄」の解説

藤原関雄 ふじわらの-せきお

805-853 平安時代前期の官吏
延暦(えんりゃく)24年生まれ。北家藤原真夏の子。文章生(もんじょうしょう)の試験に合格したが,東山に閑居し,東山進士とよばれた。淳和(じゅんな)上皇の再三のもとめで出仕従五位下,治部少輔となる。音楽,書にすぐれ,歌は「古今和歌集」に2首つたわる。仁寿(にんじゅ)3年2月14日死去。49歳。
格言など】奥山のいはかきもみぢちりぬべしてる日の光みる時なくて(「古今和歌集」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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