巒気(読み)らんき

精選版 日本国語大辞典 「巒気」の意味・読み・例文・類語

らん‐き【巒気】

〘名〙 山特有のひえびえとして冷たい空気。山気
山吹(1944)〈室生犀星一二彼女の眼は山にはいると、〈略〉巒気(ランキ)によって清められるといふのか」

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