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山吹 ヤマブキ

デジタル大辞泉の解説

やま‐ぶき【山吹】

バラ科の落葉低木。山間の湿地に多く、群生する。葉は互生し、卵形で先がとがり、縁に二重のぎざぎざがある。晩春、黄色の5弁花を開き、実は暗褐色。古くから庭木とされ、八重咲きのものは実がならない。漢名、棣棠花。 春》「ほろほろと―ちるか滝の音/芭蕉
山吹色」に同じ。
《色が1の花の色に似るところから》大判・小判の金貨。黄金。
襲(かさね)の色目の名。表は朽葉(くちば)、裏は黄。山吹襲。
紋所の名。1の花や葉を図案化したもの。

フナをいう女房詞
白酒をいう女房詞

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

山吹 やまぶき

?-? 平安後期-鎌倉時代の女性。
源義仲の側室。「源平盛衰記」によれば,治承(じしょう)4年(1180)義仲が信濃(しなの)(長野県)木曾で挙兵して以来,巴御前(ともえごぜん)とともにしたがったが,のち病気で都にとどまったという。別名に葵。

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大辞林 第三版の解説

やまぶき【山吹】

バラ科の落葉低木。山地に生え、庭木ともする。茎は緑色で多数叢生そうせいし、高さ約1.5メートルで先は垂れる。葉は狭卵形で鋸歯がある。春、小枝の先に黄色の五弁花を一個ずつつける。果実は卵円形。園芸品種には重弁花もある。 [季] 春。
家紋の一。山吹の花や葉を図案化したもの。水を配するものもある。
山吹色 」に同じ。
かさねの色目の名。表は薄朽葉、裏は黄色。春、着用する。
〔山吹色であることから〕 大判・小判など、金貨の異名。 「 -二枚取り出し/浮世草子・元禄太平記」
〔女房詞〕 鮒ふな。 〔大上﨟御名之事〕
〔中世女性語〕 酒。 〔日葡〕
鉱山で、採取した鉱物から金銀銅などを吹き分けること。また、その吹き分けたもの。

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