川原湯[温泉](読み)かわらゆ

百科事典マイペディア 「川原湯[温泉]」の意味・わかりやすい解説

川原湯[温泉]【かわらゆ】

群馬県吾妻(あがつま)郡長野原町,吾妻川中流の吾妻渓谷に沿う温泉。含硫黄石膏泉。33〜72℃。12世紀に源頼朝が入湯したという伝説があり,江戸中期以降草津温泉帰りの保養客でにぎわった。湯屋は8軒で,湯銭を納めていた。1月20日に湯かけ祭が行われる。吾妻線川原湯温泉駅下車。八ッ場ダム建設のため,移転計画がある。

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