後先詰まらぬ(読み)あとさきつまらぬ

精選版 日本国語大辞典 「後先詰まらぬ」の意味・読み・例文・類語

あとさき【後先】 詰(つ)まらぬ

① 話の筋道が首尾一貫しない。
浄瑠璃那須与市西海硯(1734)二「鎌倉中の取沙汰と、跡先(アトサキ)つまらぬ詞を」
② 先の見込みがない。成るか成らぬかわからぬ。
※浄瑠璃・後三年奥州軍記(1729)四「後先(アトサキ)つまらぬ恋の路」

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