惟房公記(読み)ただふさこうき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「惟房公記」の意味・わかりやすい解説

惟房公記
ただふさこうき

室町時代末期,内大臣万里小路惟房の日記。現在,自筆を含め,永正9 (1512) ~永禄7 (64) 年の記事が伝存しているが,途中欠脱が多い。皇室衰微,幕府権力の衰退の状況,あるいは京都内外の戦乱についての記述は注目される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android