衰微(読み)スイビ

デジタル大辞泉 「衰微」の意味・読み・例文・類語

すい‐び【衰微】

[名](スル)勢いが衰えて弱くなること。衰退。「産業が衰微する」「戦乱で町が衰微する」
[類語]衰弱衰退弱体化頓挫衰え減退後退退潮末期的衰残地に落ちる没落落ちぶれるうらぶれる成り下がる零落凋落ちょうらく転落落魄らくはく淪落堕落末路斜陽成れの果て見る影もない朽ちる消沈衰亡たそがれ失速焼きが回る耄碌もうろくぽんこつ火の車終末大詰め尾羽うち枯らす世も末廃れる衰える寂れる落ち目下火尻すぼみ廃退下り坂左前不振じり貧どか貧先細り下がり目低落廃る傾く尻下がり尻切れとんぼ竜頭蛇尾孤城落日

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精選版 日本国語大辞典 「衰微」の意味・読み・例文・類語

すい‐び【衰微】

  1. 〘 名詞 〙 盛んだった物事がおとろえ弱ること。衰退。
    1. [初出の実例]「俄而崗本天皇崩、皇后即位、王室衰微、政不自君」(出典:家伝(760頃)上)
    2. 「当家の瑕瑾(かきん)武略の衰微(スイビ)是に過たる事や候べき」(出典太平記(14C後)二七)
    3. [その他の文献]〔史記‐周本紀〕

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普及版 字通 「衰微」の読み・字形・画数・意味

【衰微】すいび

衰え弱まる。〔史記、周紀〕王の時、し、侯彊(つよ)きはきを(あは)せ、齊・楚・秦・晉、始めて大なり。は方伯に由る。

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