戯訓(読み)ギクン

デジタル大辞泉 「戯訓」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐くん【戯訓】

上代文献、特に万葉集用字法の一。漢字の字形・字音・字義などを遊戯的、技巧的に利用したもの。「出づ」を「山上復有山」、「獅子しし」を「十六」、「い」を「馬声」、「ぶ」を「蜂音」などと書く類。戯書

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精選版 日本国語大辞典 「戯訓」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐くん【戯訓】

〘名〙 「戯書(ぎしょ)②」に施された訓。

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