手染(読み)テゾメ

デジタル大辞泉 「手染」の意味・読み・例文・類語

て‐ぞめ【手染(め)】

機械でなくて、手で染めること。また、手で染めたもの。「手染め反物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「手染」の意味・読み・例文・類語

て‐ぞめ【手染】

〘名〙 手ずから染めること。また、そのもの。
万葉(8C後)七・一三一六「河内女(かふちめ)の手染(てそめ)の糸をくりかへし片糸にあれど絶えむと思へや」
※俳諧・犬子集(1633)「近年之聞書〈略〉しぶ柿はをのが手染の紅葉かな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android