精選版 日本国語大辞典 「抱帯」の意味・読み・例文・類語
かかえ‐おび かかへ‥【抱帯】
※俳諧・天満千句(1676)七「ますほの薄風ななりふり〈宗恭〉 露しぐれはれ行雲のかかへ帯〈西鬼〉」
[補注]「近世女風俗考」によると、延宝頃は後ろに結んでいたのが、貞享三、四年(一六八六‐八七)より前結びに移り、さらに享保一九年(一七三四)頃には横結びに定着したという。
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