精選版 日本国語大辞典 「延宝」の意味・読み・例文・類語 えんぽう【延宝】 江戸時代、霊元天皇の代の年号。内裏炎上などのため寛文一三年(一六七三)九月二一日改元。延宝九年(一六八一)九月二九日改元、次の天和(てんな)に代わる。将軍は四代徳川家綱、五代綱吉。出典は「隋書‐音楽志・中」の「分二四序一、綴二三光一、延二宝祚一、渺無レ疆」。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本の元号がわかる事典 「延宝」の解説 えんぽう【延宝】 日本の元号(年号)。江戸時代の1673年から1681年まで、霊元(れいげん)天皇の代の元号。前元号は寛文(かんぶん)。次元号は天和(てんな)。1673年(寛文13)9月21日改元。京都大火の凶事を断ち切るために行われた(災異改元)。『隋書(ずいしょ)』を出典とする命名。延宝年間の江戸幕府の将軍は徳川家綱(いえつな)(4代)、徳川綱吉(つなよし)(5代)。 出典 講談社日本の元号がわかる事典について 情報