歩行(読み)ホコウ

デジタル大辞泉 「歩行」の意味・読み・例文・類語

ほ‐こう〔‐カウ〕【歩行】

[名](スル)歩いていくこと。「道路右側歩行する」
[類語]歩み徒歩あんよ歩く

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精選版 日本国語大辞典 「歩行」の意味・読み・例文・類語

ほ‐こう‥カウ【歩行】

  1. 〘 名詞 〙 歩いて他の所へ行くこと。あるくこと。かちありき。
    1. [初出の実例]「博陸已下、自閑院于五条内裏、歩行云々」(出典明月記‐治承四年(1180)二月二一日)
    2. [その他の文献]〔史記‐項羽本紀〕

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普及版 字通 「歩行」の読み・字形・画数・意味

【歩行】ほこう

かち。

字通「歩」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の歩行の言及

【運動】より

…このような移動運動locomotionこそ動物を動物たらしめた基本的な特徴といってよい。移動運動の様式には遊泳,匍匐(ほふく),歩行,跳躍,走行,飛翔(ひしよう),帆翔,ジェット推進などいろいろあり,そのために使われる器官(運動器官)や機構もさまざまである。筋肉運動の場合は,関節をもつ骨格とそれに付着する伸筋・屈筋の組合せが一般的であり,骨格は無脊椎動物では外骨格,脊椎動物では内骨格になる。…

【身ぶり語】より

…逆にまた,他者の存在するところでは,あらゆる動作は身ぶり的になりうるともいえる。 たとえば,歩行のような基本的動作においても,日本の近世の遊女のいわゆる花魁(おいらん)道中の練り歩きや,大名行列の際の奴(やつこ)の行列,あるいは映画の中でマリリン・モンローが見せた〈モンロー・ウォーク〉などでは,周囲の観衆を意識して,歩行の動作は明らかに身ぶり化している。けれども,歩行の様態が表現的,伝達的であるのは,別にこのように高度に様式化された場合にかぎらない。…

※「歩行」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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