既望(読み)キボウ

デジタル大辞泉 「既望」の意味・読み・例文・類語

き‐ぼう〔‐バウ〕【既望】

すで満月を過ぎた意》陰暦16日の夜。また、その夜の月。いざよい。 秋》

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精選版 日本国語大辞典 「既望」の意味・読み・例文・類語

き‐ぼう ‥バウ【既望】

〘名〙 (「既」はすでに、「望」は満月の意) 満月を過ぎた夜。陰暦一六日の夜。また、その夜の月。いざよい。《季・秋》
※済北集(1346頃か)三・八月十四夜「乾坤爽気半金天、既望清光似十全」 〔書経召誥

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普及版 字通 「既望」の読み・字形・画数・意味

【既望】きぼう(ばう)

陰暦十六日。また、それより約一週の日をいう。〔書、召誥〕惟(こ)れ二、(その週期中の)越(ここ)に六日乙未、王、(あした)によりして、則ち豐に至る。

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