栗須 喜一郎(読み)クリス キイチロウ

20世紀日本人名事典 「栗須 喜一郎」の解説

栗須 喜一郎
クリス キイチロウ

大正・昭和期の部落解放運動家



生年
明治22(1889)年1月17日

没年
昭和48(1973)年5月13日

出生地
和歌山県東牟婁郡本宮村(現・本宮町)

本名
栗須 喜市郎

経歴
製靴職人をしていたが、大正11年大阪水平社結成に参加し、昭和9年全水(全国水平社)常任委員、のち17年まで、最後の全水府連委員長を務めた。この間12年に社会大衆党から大阪市議に当選、22年まで務める。戦後社会党に入り、大阪市議、部落解放委員会府連委員長、大阪市同和事業促進協議会会長などをつとめた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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