当選(読み)トウセン

精選版 日本国語大辞典 「当選」の意味・読み・例文・類語

とう‐せんタウ‥【当選】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 選抜されること。選ばれること。
    1. [初出の実例]「外の二三冊と一所に放り込んで置いたのが、運悪く当選したのである」(出典:三四郎(1908)〈夏目漱石〉一)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐高崇文伝〕
  3. 選挙によって選び出されること。選挙によって選び出されたことが確定すること。
    1. [初出の実例]「秋野さんも定めて御当選で御座いませう」(出典:花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「当選」の読み・字形・画数・意味

【当選】とうせん

選ばれる。

字通「当」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android