横被(読み)オウヒ

デジタル大辞泉 「横被」の意味・読み・例文・類語

おう‐ひ〔ワウ‐〕【横被/横×帔】

僧が七条以上の袈裟けさを掛けるとき、別に右肩に掛ける長方形の布。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「横被」の読み・字形・画数・意味

【横被】おうひ

あまねくおおう。

字通「横」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の横被の言及

【衣帯】より

…九条以上の袈裟もこれと同様である。七条袈裟と組み合わせて,横被(おうび)という幅広の帯状の付属品で右肩を覆う衣帯がよく用いられるが,宗派によっては横被を用いない。衲袈裟は衲衣(のうえ)とも称し,金襴や錦の生地で作った袈裟をさす。…

※「横被」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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