江戸太夫河東(読み)えどだゆう かとう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「江戸太夫河東」の解説

江戸太夫河東 えどだゆう-かとう

十寸見河東(ますみ-かとう)(初代)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の江戸太夫河東の言及

【河東節】より

…三味線音楽の一種目。江戸節の一つ。1717年(享保2)2月に江戸太夫(十寸見(ますみ))河東が江戸市村座で《松の内》を語ったのをはじめとする。それ以前の江戸には,初め江戸肥前掾の肥前節,ついで弟子の江戸半太夫の半太夫節が流行したが,初世十寸見河東は江戸半太夫の弟子。以上の肥前節,半太夫節と河東節を江戸節といったが,河東節だけが今日に残り,江戸生れ江戸育ちの浄瑠璃という誇りをもっている。河東の名は9世までが有名で,ほかに三味線の山彦源四郎,山彦河良(かりよう)が知られている。…

【十寸見河東】より

…河東節の家元名で,江戸太夫河東ともいう。11世まであり初世がもっとも有名。…

※「江戸太夫河東」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android