河心(読み)カシン

デジタル大辞泉 「河心」の意味・読み・例文・類語

か‐しん【河心】

河幅の中ほど。「舟が河心に出る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「河心」の意味・読み・例文・類語

か‐しん【河心】

〘名〙 川幅中程。川の中心
※河霧(1898)〈国木田独歩〉「河舟の小さなのが岸に繋いであった。豊吉はこれに飛乗るや纜(ともづな)を解(と)いて棹(みざを)を立てた。〈略〉船はするすると河心(カシン)に出た」

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