湯船(読み)ユブネ

デジタル大辞泉 「湯船」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐ぶね【湯船/湯槽】

入浴用の湯を入れ、人がその中に入る大きな箱または桶。浴槽
江戸時代船内に浴槽を設け、停泊中の船を回り、料金を取って船乗りや客を入浴させた船。
[類語]浴槽風呂桶バスタブ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

家とインテリアの用語がわかる辞典 「湯船」の解説

ゆぶね【湯船/湯槽】

浴槽。⇒浴槽

出典 講談社家とインテリアの用語がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の湯船の言及

【銭湯】より

…5月5日の菖蒲湯(しようぶゆ),冬至の柚子湯(ゆずゆ)などはいまも行われているが,明治以前は盆と正月の藪入り(やぶいり)の日にはその日の売上げを三助の収入とする〈貰湯(もらいゆ)〉も行われていた。なお,これは江戸にかぎらず船の出入りの多い港ではどこでも見られたものだが,一種の移動式銭湯とでもいうべき〈江戸湯船(えどゆぶね)〉,あるいは単に〈湯船〉と呼ぶものがあった。小舟の中に浴室を設け,停泊中の船の間を漕ぎまわり,湯銭をとって船員たちに入浴させたものである。…

※「湯船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android