浴槽(読み)よくそう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

浴槽
よくそう

風呂桶,湯舟ともいう。入浴のための湯を入れる槽。洋式和式,折衷式がある。和式の浴槽には,据置き型と固定型がある。据置き型は木材 (サワラ,ヒノキなど) ,プラスチック (FRP) ,ほうろう鉄板,ステンレスが主として用いられる。固定型は現場施工で,コンクリート製が加わる。鉄製で直接底から沸す大釜を五右衛門風呂,風呂桶の底部に鍋型の鉄板を漆喰で密着させ,下から焚くものを長州風呂という。洋式の浴槽はすべて流し込み用で,陶器製のものが最も多いが,プラスチックやほうろう鉄板製のものもある。据置き型の和式浴槽の大きさは,幅 65~72cm,深さ 55~63cm,外釜用の場合長さ 70~120cm程度である。洋式浴槽は幅 69~80cm,深さ 32~46cm,足を伸ばして横たわった状態で使用され,中でからだを洗うのを特色とするので,浅くて細長く,長さ 150~170cm程度である。

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リフォーム用語集の解説

浴槽

形態は和風・洋風・和洋折衷タイプ、設置方法は埋込式・据置式・半埋込式、材質はホーロー・人工大理石・FRP・ステンレス・木製などがある。一般浴槽の他、気泡浴槽や高齢者対応型の腰掛付き浴槽(浴槽の上縁に腰掛けて体を安定させてから浴槽に出入りするタイプ)などがある。→気泡浴槽、和風浴槽和洋折衷浴槽

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精選版 日本国語大辞典の解説

よく‐そう ‥サウ【浴槽】

〘名〙 入浴用の湯ぶね。ふろおけ。
※延喜式(927)三四「浴槽〈長五尺二寸、広二尺五寸、深一尺七寸、厚二寸〉」 〔王安石‐道光泉詩〕

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