然しながら(読み)サシナガラ

デジタル大辞泉 「然しながら」の意味・読み・例文・類語

さ‐しながら【然しながら】

[副]《副詞「さ」+サ変動詞「す」の連用形副助詞「ながら」から》
そっくりそのまま。
「―人の心をみくまのの浦の浜木綿はまゆふ幾重なるらむ」〈拾遺・恋四〉
まるで。さながら。
大空にむれたるたづの―思ふ心のありげなるかな」〈拾遺・賀〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android