物怪重宝・勿怪重宝(読み)もっけちょうほう

精選版 日本国語大辞典 「物怪重宝・勿怪重宝」の意味・読み・例文・類語

もっけ‐ちょうほう【物怪重宝・勿怪重宝】

〘名〙 思いがけない幸い。もっけのさいわい。
※俳諧・水馴棹(1705)四「片眼(めっかい)的に物怪(モッケ)重宝
浄瑠璃新版歌祭文お染久松)(1780)野崎村「折も有らば親方殿へ隙の事を願はふと思ふて居たが、是がほんのもっけ重宝(テウホウ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報