眺遣(読み)ながめやる

精選版 日本国語大辞典 「眺遣」の意味・読み・例文・類語

ながめ‐や・る【眺遣】

〘他ラ四〙
物思いに沈んだり感情をこめたりしながら遠くを見やる。はるかに思いをはせながら、そちらの方を見やる。
※阿波国文庫旧蔵本伊勢物語(10C前)二三「かの女は大和のかたをながめやりて」
② 遠くの対象を見やる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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