知れる(読み)シレル

デジタル大辞泉 「知れる」の意味・読み・例文・類語

し・れる【知れる】

[動ラ下一][文]し・る[ラ下二]
他の人の知るところとなる。知られる。「名の―・れた人」「親に―・れては困る」
知ることができる。自然にわかる。判明する。「気心の―・れた人」「行方が―・れない」「あんなことをするなんて、気が―・れない」
大したことではないとわかる。それほどではないと見当がつく。「たかが―・れている」「一人の力なんて―・れたものだ」「集まるとしたって―・れた数だ」
(「しれたこと」の形で)わかりきっていて言うまでもない。「―・れたことよ」「金がないのは―・れたことだ」
(「どんなに…かしれない」などの形で)予想がつかないほど甚だしい、の意を表す。「どんなに心配したか―・れない」「どれほど待ち望んでいるか―・れない」→かも知れない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例