(読み)カイガネ

デジタル大辞泉 「胛」の意味・読み・例文・類語

かいがね【×胛】

肩甲骨けんこうこつ貝殻骨
「わたり七寸ばかりなる雁俣を以て、―よりの下へ、かけずふっと射通さるる」〈太平記・三三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「胛」の意味・読み・例文・類語

かいがね【胛】

〘名〙 両肩のうしろの、骨の高くなっている部分。肩胛骨(けんこうこつ)かいがらぼね。かりがねぼね。
※二十巻本和名抄(934頃)三「胛 四声字苑云胛〈甲反和名加伊加禰〉肩之下也」

かりがね【胛】

〘名〙 「かいがね(胛)」の変化した語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android