自立劇団(読み)ジリツゲキダン

デジタル大辞泉 「自立劇団」の意味・読み・例文・類語

じりつ‐げきだん【自立劇団】

職業的な劇団に対して、勤労者職場などで自主的に組織している劇団。

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精選版 日本国語大辞典 「自立劇団」の意味・読み・例文・類語

じりつ‐げきだん【自立劇団】

〘名〙 職業的な劇団に対して、勤労者が職場を中心に自主的に組織している劇団などをいう。職場劇団。

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世界大百科事典(旧版)内の自立劇団の言及

【職場演劇】より

… これらの活動は,戦争によってすべて窒息させられ,壊滅させられたが,第2次世界大戦後の民主主義運動の展開とともに再生し,47年の二・一スト前後には労働組合の文化活動の一つとして,専門演劇人の協力も得て高揚期を迎える。この年に,東京,大阪,京都で,翌48年にはさらに全国各地に誕生した各自立劇団協議会は,同年10月全日本自立劇団協議会(全自協)を結成,350サークルをもって組織した。1947年から49年にかけては毎年〈自立演劇コンクール〉が開催され,これらの運動の中から職場の劇作家として原源一(げんいち)(日立),堀田清美(きよみ),鈴木政男(大日本印刷),鈴木元一,大橋喜一らが現れ,その戯曲がさらに専門劇団によって上演される例も数多くあった。…

※「自立劇団」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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