証例(読み)しょうれい

精選版 日本国語大辞典 「証例」の意味・読み・例文・類語

しょう‐れい【証例】

〘名〙 ある物事証明となる例。また、そのような例を引いて証明すること。
舎密開宗(1837‐47)内「加爾基は炭酸に過飽すれば能く水に合ひ過飽に及ばざれば水より離るる証例なり」
小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上「今証例(ショウレイ)の便をはかりて、只其粋をぬきたるのみ」

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