足付(読み)あしつけ

精選版 日本国語大辞典 「足付」の意味・読み・例文・類語

あし‐つけ【足付】

〘名〙 =あしつき(足付)
醍醐寺文書‐(年月日未詳)(室町)・某書状「御あしつけも候はねとも、いそきをらせて候程に、とくよりとときさせ給候」
咄本醒睡笑(1628)六「また芋を脚付(アシツケ)の上へおとし、挟みかぬるを見」

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世界大百科事典(旧版)内の足付の言及

【式根島】より

…海岸線は伊豆諸島では珍しく複雑で,小湾内はしばしば船舶の避難場所となり,北部の野伏(のぶせ)が島の表玄関をなす。また島の南端の地鉈(地奈多)(じなた)と足付(あしつき)には海岸に温泉が湧出して天然の岩風呂となり,昭和40年代から観光地化が進んで民宿も増えている。【大村 肇】。…

※「足付」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」