デジタル大辞泉 「蹴う」の意味・読み・例文・類語 く・う【▽蹴う】 [動ワ下二]「蹴ける」の古形。「―・ゑ散はららかす」〈神代紀・上〉[補説]「馬の子や牛の子にくゑさせてん」〈梁塵秘抄・二〉、「蹴 化ル」〈類聚名義抄〉などの例から、平安末期には下二段活用が下一段化していたかと思われる。また、同じ下一段活用でもクヮ行下一段「くる」で、のちに直音化して「ける」になり、カ行下一段となったとする説もある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例