精選版 日本国語大辞典 「二段活用」の意味・読み・例文・類語 にだん‐かつよう‥クヮツヨウ【二段活用】 〘 名詞 〙 日本語の動詞の活用の型の一つ。未然・連用形の活用語尾と終止形の活用語尾とが、五十音図のイ段またはエ段とウ段との間で二段に変化し、他の活用形は、これらにさらにル・レ・ヨ(ロ)を加えた形をとる。未然・連用形の語尾がイ段であるものを「上二段活用」、エ段であるものを「下二段活用」という。二段活用は文語の活用であって、現代の口語としては、文語二段活用の動詞はすべて一段活用に転じている。〔語格指南(1880)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例