ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「銀筆」の意味・わかりやすい解説 銀筆ぎんぴつsilver point 絵画用語。 15~16世紀に多く用いられた素描用具。現在の鉛筆の先駆で,芯に銀,金,鉛を使用したメタルポイントのうちの一つ。不透明な白もしくは淡色で色づけした紙に描く。細く繊細な線が得られ,線描のみの素描に適すが,鉛筆と違い,かき直しはできない。現在はあまり用いられない。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報