面扶持(読み)ツラブチ

デジタル大辞泉 「面扶持」の意味・読み・例文・類語

つら‐ぶち【面扶持】

江戸時代家族人数によって与えられた扶持米ふちまい。めんぶち。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「面扶持」の意味・読み・例文・類語

つら‐ぶち【面扶持】

〘名〙 江戸時代に、家族の人数に応じて与えられた給与の米。めんぶち。
※俳諧・江戸八百韻(1678)「春ふかき野辺に離れし牛右衛門〈幽山〉 つら扶持絶て雪かすか也〈如流〉」

めん‐ぶち【面扶持】

〘名〙 江戸時代後期、東北諸藩で凶荒作の際、身分の上下なく家族の人数に応じて与えられた扶持米

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android