首札(読み)クビフダ

デジタル大辞泉 「首札」の意味・読み・例文・類語

くび‐ふだ【首札】

討ち取った首級に、討たれた人と討った人の姓名を記してつけた札。くびじるし。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「首札」の意味・読み・例文・類語

くび‐ふだ【首札】

〘名〙 首につける札。特に、戦いで、討ち取った敵の首級につける札。その首級の姓名と討ち取った人の姓名を記し、首実検のときに備えるもの。首印(くびじるし)
※越後軍記(1702)三「首札(クビフダ)の事大将の首札は桑なり」

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