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首実検 くびじっけん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

首実検
くびじっけん

討取った敵の首を,本物かどうか大将みずから検査したことをいう。首実検のことが史料にみえるのは,平安時代末期からといわれ,室町時代になるとその作法ができあがってきて,江戸時代には故実家によって細かな手続,作法がつくられた。

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デジタル大辞泉の解説

くび‐じっけん【首実検】

[名](スル)
昔、討ち取った敵の首を持ち帰り、首の主を大将が検分したこと。また、面識者に首の主を確かめさせたこと。また、その儀式。
実際に見せたり会わせたりして、当人であるかどうかを確かめること。

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世界大百科事典 第2版の解説

くびじっけん【首実検】

陣中で敵の首級を検ずること。軍陣作法の一つ。本来,勝者の戦意高揚と分捕高名のねぎらいの意味で行われたものであったが,室町期以降,さまざまな作法を記した諸書が登場し,しだいに儀式化された。朝敵や反逆者の首級がさらされることはすでに平安時代からあったが,首実検の名目が定式化されたのは鎌倉期からである。《吾妻鏡》建久1年(1190)3月10日条には大河兼任の首実検のことがみえる。首実検は通常大将が行うが,これを首対面と称した。

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大辞林 第三版の解説

くびじっけん【首実検】

( 名 ) スル
昔、戦場で討ち取った敵の首を大将の前で面識者に見せ、その首の主を確認させたこと。
(容疑者などを)知っている人に会わせ、本人かどうかを確かめさせること。 〔「首実験」と書くのは誤り〕

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世界大百科事典内の首実検の言及

【実検】より

…(1)朝廷の儀式で必要な人物,場所,器物などを確認すること。(2)武家で合戦の際,大将,主人が部下の取った敵の首級を検分することで,《日葡辞書》はこの意味のみを載せる(首実検)。また戦功の上申で負傷の申立てがあったとき,使節を派して確認すること(疵実検)。…

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