δ-アミノレブリン酸(読み)デルタアミノレブリンさん(その他表記)δ-amino-levulinic acid;δ-ALA

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「δ-アミノレブリン酸」の意味・わかりやすい解説

δ-アミノレブリン酸
デルタアミノレブリンさん
δ-amino-levulinic acid;δ-ALA

C5H9O3N 。ポルフィリンなどの生合成中間体。幼若赤血球ミトコンドリアにある δ -アミノレブリン酸合成酵素によって,グリシンとサクシニル補酵素Aから生成される。ある種の肝性ポルフィリン症では,肝臓内にこの ALAが大量に蓄積する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android