普及版 字通 「ア・おし」の読み・字形・画数・意味
13画
[字訓] おし
[字形] 形声
声符は亞(亜)(あ)。〔玉〕に「(いんあ)なり」とあり、亞は発声がつまって声とならぬさまの擬声語。〔説文〕七下に(いん)を録して「言ふこと能はざるなり」という。・(いん)・は同系の語。その口ごもるようなさまを含胡(がんこ)、また含糊(がんこ)という。
[訓義]
1. 者。
2. と同じ、口ごもるさまの擬声語。
[古辞書の訓]
〔和名抄〕 於布之(おふし)〔立〕 ヲシ・ヲフシ・コトドモリ
[語系]
・ak、・imは声義近く、いずれも疾をいう。発音が明らかでなく、口ごもるさまの擬声語である。
[熟語]
▶・羊▶
[下接語]
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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報