コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

擬声語 ぎせいごonomatopoeia

翻訳|onomatopoeia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

擬声語
ぎせいご
onomatopoeia

擬音語ともいい,自然界の音響を言語音でまねて表わした単語。ガラガラ,ドカン,ワンワン,ピヨピヨ,など。おもちゃのガラガラ,カッコウを表わす英語の cuckooのように声語がその音を発する物の名称になったものもある。同じ音響を表わす擬声語がいろいろの言語で似ていることは当然予想されるが,また,かなり大きな多様性を示すこともある。たとえば,犬の鳴き声は,日本語ではワンワン,英語ではバウワウ bow-wow,フランス語ではウワウワ ouâ-ouâ,ロシア語ではガフガフ gav-gavである。各言語で,よく用いられる擬声語が習慣として決っているので,新鮮さをねらって文学作品や漫画などでは新しい擬声語が考案される。なお,広い意味では擬態語も擬声語に含めることがある。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

ぎせい‐ご【擬声語】

動物の音声や物体の音響を言語音によって表した語。「わんわん」「ざあざあ」「がらがら」の類。なお、広義には擬態語を含めていうことがある。擬音語。→擬態語

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

百科事典マイペディアの解説

擬声語【ぎせいご】

外界の音響を言語音で模写した語。擬音語とも。〈コケコッコー〉,〈トントン〉など。〈と〉をつけて,または単独で,連用修飾語として用いられる。→擬態語

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ぎせいご【擬声語 onomatopoeia】

外界の音響を言語音で模写する語形。日本語でたとえば〈戸をパタンとしめる〉〈犬がワンワンなく〉における〈パタン〉〈ワンワン〉などがそれにあたる。各国語でも,たとえばオンドリの鳴声を英語でcock‐a‐doodle‐doo,フランス語でcocorico,ドイツ語でkikerikiとするように,動物の鳴声や自然の音を表すものはもちろんのこと,擬声にもとづいた概念語も認められ,語原論に擬声起源説が重んじられてきた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

大辞林 第三版の解説

ぎせいご【擬声語】

事物の音や人・動物の声などを表す語。「ざわざわ」「がやがや」「わんわん」「しくしく」の類。擬音語。写声語。 〔擬声語は、そのままの形で、または「と」を伴って連用修飾語となる。ただし、擬態語のように、「-だ」の形で用いられることは少ない〕 → 擬態語

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

擬声語の関連キーワードスキャット [scat]情態副詞・状態副詞どうどうたらり擬声語・擬態語ダンドゥット雅俗幼学新書えらえらにオノマトペわんちゃん草野心平さやさやざわめくさざめくにゃんこはためくさやぐげっぷ自由語がなるすめく

今日のキーワード

分水嶺

1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

擬声語の関連情報